オーロラを探し求めたイナリ旅行記2026

Travelogue
オーロラを探し求めたイナリ旅行記2026

TABLE OF CONTENTS


はじめに

オーロラという言葉は知っていましたが、遠い世界の話だと思っていて、まさか自分が見られるものだと考えたこともありませんでした。
ただある日、Youtube で Northern Lights Hunting の動画を見て、そうか、旅行して見に行くことができるんだ!そんな選択肢があったんだと気付かされました。
もし見られるなら一度しかない人生、絶対見てみたい!と、今回の旅行を決めました。

ノルウェーのトロムソや、アイスランドのレイキャビク、フィンランドのイナリやロヴァニエミなど、北欧でみられる場所は様々あるのですが、夫の吟味の結果、フィンランドのイナリに見に行くことにしました。(この選択はのちにあまり正しくないことがわかります😢)

#Itinerary
Day 1Flight to Inari in Finland ✈️
Day 2Northern Lights Hunting
Day 3Husky Safari + Northern Lights Hunting
Day 4Skiing + Northern Lights Hunting
Day 5Flight back from Inari ✈️

Day 1

ダブリンからイナリに行くためには、まずフィンランドのヘルシンキ空港で乗り継ぎ、イヴァロ空港に向かいます。ヘルシンキへのフライトが地味に長かったのと、風が強かったためか機体の揺れが激しく、ヘルシンキに着く頃には完全にグロッキーになってしまいました。

FINAIRの飛行機
FINAIRの飛行機

ヘルシンキ空港にてイヴァロ行きの飛行機を待つまでの間にラウンジを利用しました。ゲート27近くにあったラウンジは満席だったので、ゲート13近くのラウンジを利用してみました。かなり充実していて快適でした!

きれい
きれい
ハムとチーズは食べずに、煮込みスープを食べましたが、おいしかったです
ハムとチーズは食べずに、煮込みスープを食べましたが、おいしかったです

イヴァロ空港に着く頃にはすっかり真っ暗に…わかっていましたがかなり遠くて、着くだけで心が折れました。

この空港から宿までさらに車で1時間ほどかかります😢 やっとの思いで宿に着きましたが、この日は全くオーロラが見える気配はありませんでした。

厚い雲が空いっぱいに立ち込めていました
厚い雲が空いっぱいに立ち込めていました

Aurora Forecast的にはオーロラは空の上にいるはずなのですが、雲で見えることはありませんでした。

Day 2

この日の朝ごはんはせっかくなので宿泊しているホテル Holiday Village Inari の朝食を食べてみました。1人10€ぶんの仕事はちゃんとしている朝食でしたが、2回目はまあいいかなあという感想でした。

謎の豆スープ
謎の豆スープ
パンに蜂蜜とバターをかけて食べるのが大好き
パンに蜂蜜とバターをかけて食べるのが大好き

朝食は普通でしたが、ホテルはそれぞれのビレッジになっており、中もとてもきれいで快適に過ごせました!

夜までかなり時間があるので、Juutua Nature Trailを1時間くらい散歩しました。

他の人の動画を見る限りでは、かなり雪原な雰囲気でしたが、3月中旬時点ではかなり雪解けしていて、足元がちょっと滑りやすかったです。

雪の重みで折れた木の断面がすごく瑞々しくて、自然の美しさを感じました
雪の重みで折れた木の断面がすごく瑞々しくて、自然の美しさを感じました

大きく見える橋ですが、最大で四人しか通れないみたいでした。

濁流
濁流

お昼ご飯にはイナリで唯一のスーパーであるKマーケットで購入したサーモンを焼いて食べました。 まだまだ夜まで残された時間は長いので、昨日は見ることのできなかった日の入りを眺めに来ました。 夕方頃から晴れ始めて、夕焼けがとても綺麗でした。

泊まっていた宿のキャビンが立ち並んでいます
泊まっていた宿のキャビンが立ち並んでいます

そして、夜ご飯では先月日本に一時帰国したときに買った、無印良品の八宝菜を食べました。 旅行中に日本食を食べるという文化?は旅行好きの人で多く行われているらしく、それをやるべく日本にいたときはいつも素通りしていたのですが、一時帰国の際にいろんなレトルト食品を買ってみました。 どれもちゃんと美味しくて、次回も帰ってきた時は色々買って試してみたいなと思いました!

レンジでチンするご飯は重量があるので、かなり割高にはなりますがアルファ化米もいろんなブランドのものを買ってみました。何種類か食べてみた感想としては、モンベルのものが1番美味しかった気がします。

  1. モンベル 白ご飯 200g
  2. 尾西食品 長期保存食 アルファ米 尾西の白飯 1食分
  3. サタケ SATAKE マジックライス 保存食シリーズ マジックライス ななこめっつ 白飯

この日はオーロラを見ることができました。全旅程中最も強いオーロラがこの日だったのですが、肉眼だとうっすらモヤがあるかないか、くらいの程度で、カーテンのドレープのように華やかなオーロラを期待していた私たちはあまり記念写真を撮ることもなくこの日を終えてしまいました。

完全に後の祭りですが、オーロラを見ることがいかに運に恵まれないと難しいのかと言うことを学ぶ良い経験になりました。

オーロラは5分くらいで消えてしまうので、来た!と言う瞬間にすぐ出ないといけないです
オーロラは5分くらいで消えてしまうので、来た!と言う瞬間にすぐ出ないといけないです

Day 3

予報のKP値がとても高くて、今夜こそ見られるのではないかとドキドキしています。

この日は朝ごはんを食べてから、予定していた Husky Safari に行ってきました。

このそりを引いてもらいます
このそりを引いてもらいます

先頭を走るスノーモービルのスピードがかなりゆっくりで体感 15km/h だったので、ワンちゃんたちのスピードを止めるためにずっとブレーキを踏まなくてはならず、想像とは少し異なりましたが楽しかったです。

ワンちゃん同士の紐が絡まり合うこともあり、このように解いていました。

Safari が終了すると、ワンちゃんたちと戯れてOKな時間があり、普段大きなワンちゃんをたくさん触っていいなんてことはそうそうないので大変楽しみました😊

接写
接写

くつろぎ Version
くつろぎ Version

迎えのバスが来るまでの間、小屋にて暖かいブルーベリージュースとクッキーをいただきました。結構雑にカゴに入ったままのクッキーなのですが、ちょうどいい柔らかさとバターの風味で、なんだかとっても美味しかったです。

小屋の中
小屋の中

想像に反してけっこうおいしかったクッキー
想像に反してけっこうおいしかったクッキー

この日のオーロラ予報は以下の感じで最高潮が1時間後に来る予報をぶら下げるもその時が来るとKP値が0に更新される…という詐欺を深夜2時までかけてされていた、という感じでした。

8時台
8時台
8時台
8時台

まだ期待していた22時
まだ期待していた22時
ちょっと近づくオーロラ
ちょっと近づくオーロラ

諦めた深夜2時
諦めた深夜2時
過ぎ去ってしまったオーロラの波
過ぎ去ってしまったオーロラの波

VisitInari が提供しているリアルタイムのモニタリングカメラ動画を片手に夜8時から深夜2時までに4回ほど外に出て眺めにいきましたが、やはりうっすらとしか見えずですごく悔しかったです。

カメラを通すとなんだかそれっぽいですが、肉眼だと白いもやにしか見えない
カメラを通すとなんだかそれっぽいですが、肉眼だと白いもやにしか見えない

明日はついに最終日…カーテンのように降り注ぐオーロラを本当に見ることができるのか少し不安な気持ちです。
この日はくっきり晴れた夕焼けを見られたので、強いオーロラが来ていればかなり綺麗に見られたはずでした。

Day 4

ついに最終日を迎えてしまいました、夫が意気揚々とモバイルキャビンの宿 Lake Inari Mobile Cabins を予約していたのですが、朝からあいにくの雨と曇りで、超絶微妙な景色に囲まれ夜を過ごすことを予感します。

湖にはこのような大きいタイヤがあり、これでどれくらい溶けているのかを測っているようでした
湖にはこのような大きいタイヤがあり、これでどれくらい溶けているのかを測っているようでした

寝る時はこのモバイルキャビンに入り、湖の中央まで連れて行ってもらいます
寝る時はこのモバイルキャビンに入り、湖の中央まで連れて行ってもらいます

入り口
入り口

寝る前にモバイルキャビンに移動するため、それ以外の時間はトイレやシャワーなどが完備されたメインコテージで過ごしていました。

夜ご飯をホテルで頼むと、以下の小さな山小屋の中でいただけます。

夜ご飯は真ん中で火を囲んで食べる形式でした。料理はソーセージまたは白身魚にポテトやにんじんが添えられたのホイル焼きでした。シェフの人がマスタードとマスカルポーネを持ってきていて、好きなふうに入れてね!という感じでした。
日本だと出てきた料理にがっつり調味料を加えるのってなんとなくいけない、みたいな雰囲気があるのですごく海外だなと思いました😀

シェフはフィンランドで生まれ育ったみたいで、ここには全てあるからフィンランドから外に出たことはないと話していました。日本で同じように生まれ育った人がこんなに流暢に英語を操れることはなさそうなので、すごすぎるし、一体何がこの違いを生んでいるのだろうかと思いを馳せました。

デザートはクッキーとベリーのシャーベット
デザートはクッキーとベリーのシャーベット
いい雰囲気
いい雰囲気

お腹を満たした後はキャビンに入り、湖の中央まで連れて行ってもらいます。

湖の真ん中なので、周りには何もありません
湖の真ん中なので、周りには何もありません
キャビン内はこんな感じ
キャビン内はこんな感じ

オーロラ予報はこの4日間で最も強いKP値、本来なら完璧に見られるはずなのですが

とっても高いKP値
とっても高いKP値
赤く塗りつぶされた地図
赤く塗りつぶされた地図

予報の通り雲がとにかく分厚いので何も見えないです。KP値の強さに加えて晴天がオーロラを見る鍵となるとは、この旅に来るまで全く知りませんでした。雲さえなければ…

しかしこの雲によって
しかしこの雲によって
なーんにも見えません🤗
なーんにも見えません🤗

0時になっても全く晴れることはなく、上空にあるであろう強いオーロラを思い、切なかったです。

非常に高いKP値
非常に高いKP値
地図も真っ赤だけど、圧倒的曇りでした
地図も真っ赤だけど、圧倒的曇りでした

ずっと曇りを眺め、気づいたら朝でした🥹

曇り
曇り
朝日が見えてしまう...
朝日が見えてしまう...

がっかりする気持ちを落ち着け、朝食を食べ宿をでました。

帰りの飛行機に乗る時は本当に雲ひとつないすっきりとした青空で、私たちが帰った日の夜はとびきり強い、それこ幾重にも連なりゆらめくカーテンのようなオーロラが見られたらしいです。
こればっかりは運なので仕方ないです。3月でもしっかりオーロラを見ることはできる!ということはわかったのでよかったです。

かかった費用

全体でかかった費用は 58万円 (3150 EUR) ほど、1人当たりだと 29 万円ほどでした。 スペイン3泊4日旅行の実に3倍の金額と思うと、北欧は高いなと実感します。

為替レート
1 EUR = 184 JPY

費用の詳細(2人分)は以下の通りです。

TransportationCosts
✈️ Dublin <–> Ivalo998 EUR
🚕 Airport –> Hotel220 EUR
EntertainmentsCost
Husky Safari399 EUR
SkiingHotel Inclusive
#AccommodationCosts
🏡 Nights 1–3Holiday Village Inari945 EUR
🏡 Nights 4Lake Inari Mobile Cabins500 EUR
#MorningLunchDinnerOthers (Shopping)
🌭 Day 1nullCookingCooking60 EUR
🥩 Day 220 EURCookingCooking17 EUR
🍕 Day 3CookingCookingCooking11 EUR
🍛 Day 4nullCookingHotel Inclusivenull
🍜 Day 5Hotel Inclusivenullnullnull

最後に

最終日に一緒に夕飯を共にした老夫婦が「ノルウェーのトロムソでガイド付きで見たオーロラが1番きれいで、美しかった」と話していたので、いつかまたオーロラを見に行きたいと思ったら、トロムソを訪れようと思いました。

今回オーロラを見に行こうと決めたのは、2019年12月から始まった「第25太陽周期(Solar Cycle 25)」が2024年から2025年にかけて活動のピーク(極大期)を迎え、強い太陽フレアおよびオーロラが見られると昨年末に知ったからです。
太陽は約11年周期で活動の強弱を繰り返しており、予測上では2030年〜2031年頃から新しい周期が始まり、2035年前後に再び極大期を迎える計算になります。
実際には太陽周期は9年〜14年程度の幅があるため実際にどうなるかは予測不能ですが、2035年に行くとなると自分は39歳になっているのかな。10年という歳月は長く感じますが、次回の極大期もまだ30代のはず。また絶好の観測チャンスが巡ってきたときに、どこか別の国で夜空を見上げられたら素敵だなあと思いました。

期待していたような強いオーロラを見ることはできませんが、フィンランドの大自然を感じることができ、期待するようなオーロラは幾つもの条件が奇跡的に重ならないと見られないという現実の厳しさを学び、いつかの未来に想いを馳せるきっかけにもなったので、行ってよかったです😊