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スイス旅行記2025

4泊5日のスイス旅行に行ってきました!誰かの役に立てばという思いと、自分の記録としてまとめてみます。

全体的な旅程

スイスでも特に自然の豊かなMürrenとMännlichenを主としたコースにしました。

#ItineraryRef
Day 1Travel to Mürren🚃
Day 2Hike from Mürren to GimmelwaldMürren - Gimmelwald
Day 3Hike from Männlichen → Kleine Scheidegg → Eiger Glacier → AlpiglenMännlichen - Kleine Scheidegg Kleine Scheidegg - Eiger Glacier Eiger Glacier - Alpiglen
Day 4Hike at Schynige Platte, then Männlichen to Kleine Scheidegg (again)Schynige Platte Panoramic Trail
Day 5Explore Bern, eat ramen at Machida Shoten in Zurich, and shop for souvenirsWengen - Lauterbrunnen

かかった費用

全体でかかった費用は54万円(2518 CHF + 389EUR)ほど、1人当たりだと27万円ほどでした。

為替レート
1 EUR = 173 JPY
1 CHF = 185 JPY

費用の詳細は以下の通りです。 全てがとにかく高かったですが、ダブリンの物価を経験してからだと多少は仕方ないなという気持ちになりました。

TransportationCosts
✈️ Dublin <–> Zurich389 EUR
🚃 Zurich → Interlaken156 CHF
🎫 Jungfraujoch Travel Pass (5 days)540 CHF
🚃 Interlaken → Zurich156 CHF
#AccommodationCosts
🏡 Nights 1–2Hotel Regina450 CHF
🏡 Nights 3–4Hotel Restaurant Berghaus745 CHF
#LunchDinner
🍲 Day 116 CHF53 CHF
🥩 Day 225 CHF88 CHF
🍛 Day 316 CHF73 CHF
🍕 Day 416 CHF63 CHF
🍜 Day 577 CHF
  • Others
    • SIM card: 13 CHF × 2 = 26 CHF
    • Nut snacks: 6 CHF × 3 = 18 CHF

全部の日程で快晴とは流石になりませんでしたが、霧で何も見えないような天気にはほとんどならなかったので、個人的に満足感のある旅行になりました。 特に、昨年は霧で本当に何にも見えなかったSchynige Platteが周囲が見渡せるほどに晴れていて、きてよかった〜と思いました。

また、昨年のスイス旅行は日本から来たので5泊7日のハードな旅程になっており、しかもまた来れるなんて少しも思っていなかったので6、7箇所を巡るコースにしており、体力的にも精神的にも疲れ果てた記憶がありました。その教訓を踏まえ+今年はヨーロッパ圏に住んでいたのも幸いし、時差も1時間のみで、行き先も2箇所に絞ったことでゆったり(?)楽しめる旅になりました。

といっても、毎日15〜17km平均して歩いていたので(5日合計で80km)、筋肉痛を感じながら帰りの飛行機に乗り込みました。

今回の旅行は全体的な計画に始まり、フライトや宿の予約、ハイキングコースの下調べまでの全てを夫がしてくれたので、非常に感謝でした。 それでは、それぞれの日で見た景色や、食べたものなどを振り返りつつ紹介します。

Day 1

朝7時の便でDublinからZurichに向かいます。 海外の航空会社は適当なので、飛行機に乗ってから離陸まで謎に40分待ちました。よくあることなので、藤井風のPremaを聴いて気持ちを上げます。

Zurichに到着しましたが、ZurichからInterlakenへの移動が78CHF(=14,430JPY)でアプリのバグかと思いましたが、正規価格でした。 山手線で新小岩から新宿行こうとしたら1万5千円かかった、くらいの衝撃です。でも、これがスイスなのです。

急ぎすぎてて、パン屋で撮った写真しかありませんでした。 Albanesi pregiata Forneriaのバゲットがとっても美味しかったです。

Mürrenにつきましたが、びっくりするほど曇っていて少し不安になります。 ここに着く前にハイキングする予定だったのですが、風邪ひくレベルの雨で断念したためテンションは下降気味です。

coopを物色すると、ポッキーらしきものがMIKADOと名付けて売られていました。日本円で1000円くらいするので普通に買いませんでした。

ちょうどいい料理屋さんが全く見つからず、シンガポール出身と思われるご主人が28年も経営されている中華料理店Tham Restaurantに行きました。

ワンタンスープ 牛肉麺

ワンタンスープと牛肉麺が素朴な味付けだったのに反して、空芯菜の炒め物は本場の中華を感じる、濃くてご飯が止まらない味付けで感動しました。 お店の方もすごく親切かつフレンドリーでアジア人のサービスは世界一だなと主語の大きいことを思いました。 25年前は日本人旅行客でいっぱいだったと話してくれました、なんだか切ない気持ちになりました。

空芯菜炒め

お腹を満たしたところで散策したら虹が見えました。

Day 2

Hotel Reginaで朝食を食べてから、Mürren - Gimmelwaldのハイキングに向かいます。

朝食の時からいい天気で胸が高鳴ります

全旅程中、この日が1番晴れていました。サングラスをかけていても眩しいくらいです。

天気がいいと、木造の建物もより美しく見えます。

下山後にお店のテラス席でビールを飲みました。 夫に待っていてと言われて待っていたらいつになっても帰ってこず、突然ジョッキを持った夫にこの店に雑に呼ばれたので、少しキレました。

お腹が空いたのでお昼ご飯を食べることにします。

座席が雨に濡れていたり眩しすぎたり、定位置を探すのに手間取りましたが、ピザがとにかく美味しかったです。 こんなにいい天気の中ピザを食べたのはおそらく人生初めてです。

散策しながら宿に戻りました。戻る道はかなり上りが多くへとへとです。 朝食のチーズやバター、パンやハムそれぞれの食材が、素材の力を感じるおいしさだったので、ディナーコースを頼んでみました。

1人44CHF(=8140JPY)なので、それなりに期待して席に座りましたが、こちらの前菜がセルフサービスでずっこけます。 かぼちゃのポタージュか焼き野菜、サラダから1人1つ選ぶと説明を受けたのですが、後から入ってきた顧客が1人3品ずつ取っていて、あの説明はなんだったんだとなります。このゆるさに異国を感じます。

前菜で思い切りハードルが下がっていたので、想像よりもかなり良いメインが来て、「なんだ〜良かった〜」と安堵しました。

アプリコットの赤ワインコンポートとバニラブラマンジェだったと思います。バニラの芳醇な香りと、甘酸っぱいコンポートが奏でるハーモニーに舌鼓を打ちました。本当に絶品でした。

ご飯を食べ終わって外をほんの少し歩きました。

Day 3

Mürrenの宿Hotel Reginaとも今日でお別れです。

朝食会場に一番乗りしたので、昨日から狙っていた席に無事着くことができました。

この山を見ながら食べたかった

朝食の時に見た清々しい空とは打って変わって、Männlichenに向かうロープウェイから見た空は真っ白です。

案の定、山頂についても周囲は真っ白で、何が何やらでした。 スイス旅行にこういう日はつきものです。 MännlichenからKleine Scheideggへの道は少しも晴れることがなく終了してしまいました。

ほんの少し晴れてきた

天気の悪さを諦めきれず、いい天気になることを祈りながらEiger GlacierからAlpiglenに下っていきます。 かなり低いところまで降りてきたため、霧が晴れてきました。

少し油断すると、とんでもなく曇り出したりします。

最後の方ではかなり太陽の光を感じることができ、最初はどうなることかと思いましたが、いいハイキングになりました。

歩き続けていたら18kmも歩いてしまい、クタクタになりWengenに舞い戻りました。 スイスの最大の問題は外食が高く、そんなにおいしくないことです。

誰か作ってもおいしくなりそうなピザで星4.0評価のとっている店に行くには抵抗があり、インド料理店Restaurant GoldenIndia Wengenに行くことにしました。

ビールで乾杯

Middle Spicyにしたのですが、あまりにも辛くて2人して汗ダラダラ、涙ぼろぼろになっていたところ、ウエイターの女の子がNo Spicyにできるよということで調理し直してくれました。 1日の終わりに優しさが沁みました。

Middle Spicy No Spicy

辛くなかったチキンビリヤニ

Day 4

初めてのHotel Restaurant Berghausの朝食です。 家族経営のぬくもりを感じる朝食でした。

パンの種類が豊富

外のテラス席でも食べられますが、寒かったので中で食べました。

テラスに出てみると、前日の曇り予報とは裏腹に晴れ渡った青空が見え、これはSchynige Platte晴れているのではないかと期待が高まります。 10分ごとにWebCamをチェックしていました。

駅の近くにあったBäckerei - Konditorei Vincenz AGにてお昼ごはんのパンを調達して向かいます。この日の帰り道にパン屋さんを覗いたところほとんど売り切れていました。

高山鉄道でSchynige Platteに向かいます。すでに晴れている予感がします。

かなり人口密度が高いので、蒸されます 晴れてはませんが、奥に連なる山脈がくっきり見えて感動です

最初は曇りがちですが、だんだん晴れてきて、牛さんもたくさん見られて大満足でした。

少し曇りがちだけど雄大な自然

牛さんゾーン 牛さんゾーン2

最後はかなり晴れました

もしかしたら昨日曇りすぎて何も見えなかったMännlichenからKleine Scheideggのハイキングコースがリベンジできるかもしれないと調子づいたので、午後3時頃にロープウェイに駆け込みました。

昨日比でかなり晴れている

ちょうど夕陽がさしてきて、青空が見えて、あまりの綺麗さに言葉を失いました。 この旅に来て本当に良かったと思った瞬間でした。

Day 5

Hotel Restaurant Berghausの朝食からスタートします、午後から晴れ予報なので、空は少し曇っています。

WengenからLauterbrunnenまでハイキングします。この度最後のハイキングでした。

かなり傾斜のきつい坂が続くので、後から来たふくらはぎの筋肉痛が大変でした。

ベルンに到着したので、散策を開始します。 最初に Parliament building を見にいきました。建造物からのぞいて見える街並みがとてもかわいいです。

そのあとはCathedral of Bernに、短い距離に歴史的な建造物や建築がギュッと詰まっていて、チューリッヒよりも個人的には好きでした。 わんちゃんが噴水で水飲んでいて可愛かったです。

この日はびっくりするほど快晴で、歩くたびに汗が止まりませんでした。

行きの電車でチューリッヒにの町田商店の支店ができたらしいという話が出て、夫が完全にラーメンの気分になってしまったので、ベルンではジェラートだけ食べました。 Gelateria di Berna

ベルンからチューリッヒに移動し、町田商店に向かいます。 店の前には常に5人ほどの行列ができており、かなり繁盛していました。

まずは唐揚げから

鶏白湯ラーメンと、横浜家系ラーメンマックスを頼みました。 25フラン前後で、日本円だと5000円弱で高く思われますが、現地価格からするとピザやパスタが30フランを裕に超えるので全然安い部類と思われます。

味玉

最後に

すごくいい旅行でした!人生数年分の自然を満喫したので、次はご飯が高すぎなくて美味しい国でのんびりした旅行がしたいところです。